Dump

by @endotaishi_

GPT-4に課金できない貧乏人ども

GPT-4に課金できない貧乏人どもはどうやって生きてる?

月$20払うだけで論文読むのもすごい楽になるし、和文↔️英文の翻訳もかなり性能がいい。プログラム書く時も本当に全くというほど精度が違う。

課題レポート書くのにもGPT-3.5のやつ、まじで危機感持った方がいいよ。

月$20払うだけじゃん??¥3000くらいケチんなよ!大学何しに行ってんだよ!!!

仕方ないからそんなお前らのために、GPT-4以上と言われてるCommand R+をChatGPTみたく使う方法教えるよ。

構成

  • LibreChat

    • ChatGPTとUIが一緒で、ダークモードも使える。

    • モデルを選択できる。

  • Command R

    • Cohere製LLM

    • API利用が基本的に無料!

やり方

その前に

Command Rは、リンク踏んで右上の『TRY NOW』からアカウントを作っておく。

個人利用は基本的に無料みたいだし、GPT-4より性能のいいCommand R+もPlayGroundから使える!

この先のやり方は少し難しいからここからCommand Rを使うだけでも十分、課題をもっと楽にできるようになると思います。

Command R API Keysを取得する

この先に進む人もCommand Rアカウントを作成しておこう。

TRY Nowからアカウントを作成して、ダッシュボードに進めたら、サイドバーから『API Keys』に進みます。

画面下部に『Trial keys』とあると思うので、『default』と名前がつけられているのを確認して、『key』カラムの値をコピーしてメモっておきます。

LibreChatをインストールする

LibreChatのドキュメントを開いて、Recommended:docker composeとある部分かManual Installationとある部分のどちらかでもインストールを行うことができます。

前者の方が簡単なので、そのやり方を説明します。

まず、Docker Desktopをダウンロードします。自分のMacbookがインテルチップなのかAppleチップなのかは画面左上の🍎マークから確認してください。

Docker DesktopをダウンロードするとTerminal上で『docker』コマンドが使えるようになります。『⌘+Space』を押すか、画面右上の🔍マークをクリックするとスポットライト検索が出てきますから、そこに英字で『Terminal』と入力するとTerminal Appが開きます。

Terminalを開いたら、次のコードを順に入力してEnterキーを押していってください。

  1. リポジトリをクローンします。
git clone https://github.com/danny-avila/LibreChat.git
  1. LibreChatフォルダーに移動します。
cd LibreChat
  1. .envファイルを作成します。
cp .env.example .env
  1. .envファイル好みのテキストエディタで開いて、次の1行を追加します。
COHERE_API_KEY=xxxxxxxxxxxxxxx

ここのxxxxxとなっている部分に、最初にコピーしてメモっておいたAPI keyを貼り付けてください。

  1. librechat.yamlを作成します。
cp librechat.example.yaml librechat.yaml
  1. librechat.yamlを開いて、customの欄に次を追加します。
    - name: "cohere"
      apiKey: "${COHERE_API_KEY}"
      baseURL: "https://api.cohere.ai/v1"
      models:
        default: ["command-r","command-r-plus","command-light","command-light-nightly","command","command-nightly"]
        fetch: false
      modelDisplayLabel: "cohere"
      titleModel: "command"
      dropParams: ["stop", "user", "frequency_penalty", "presence_penalty", "temperature", "top_p"]
  1. docker-compose.override.ymlを作成します。
cp docker-compose.override.yml.example docker-compose.override.yml
  1. docker-compose.override.ymlを開いて、次の部分に該当する箇所を探して行頭の『//』を削除します。
 services:
   api:
     volumes:
     - type: bind
       source: ./librechat.yaml
       target: /app/librechat.yaml
  1. dockerコンテナを立ち上げます。
docker compose up
  1. http://localhost:3080にアクセスして、LibreChatを開きます!!!!

完成!!!

ChatGPTみたいな画面が開けたら成功です!

左上のプルダウンメニューからモデルを選択できるので、CohereのCommand Rを選んで何かを聞いてみてください。

使用制限があるけどCommand R+も使えるはず!

最後に一言

月$20、もう2年間も地味にめちゃくちゃきついので、やめようと思います。

back

© 2024 Endo Taishi